No.6461 [6].. [日本・求法層] 圓仁の“請願文”より 樅の板に手彫り[夢] … 製品[17]
[簡略史]メモ
◎ 天台 [請益僧] 圓仁 (延暦寺)
835年 (承和2) 第17次遣唐使舶(藤原常嗣大使)に
加えられ 弟子 惟正・惟暁と共に
838年 (承和5) 博多より 渡海....圓仁(45)、惟正(25)、惟暁(26)
日本を離れて、帰国まで 苦節 9年〜
天台山、五臺山ほか、各地を巡礼して求法。
天台、密教の大法・三部を授かり 大願成就。
◎ “大唐の崩壊”に遭遇、混乱の中、 帰国直前、
武帝(会昌元年) [会昌の仏教弾圧] 日々 厳しく
845年 (会昌5) ようやく 登州、文登県 に 到り着く。(青寧郷)
8/24 [短い請願文].. (県令 長官 宛に)..
“山を越え、野を渡りて”
衣服は ぼろぼろに破れ、使い果した。
乞食をしても、ただ命をつなぎ..その間に
自ら舟を求めて 日本国に帰らして欲しい。
日本国求法僧 圓仁
( 県令の許可が下りて、[旅行証明書]をもらって 匂当新羅所にて食事を受ける。)
( 847年 宣帝(大中元年)(承和14年) 9/18 博多湾着 (10月 大宰府) 翌年 入京 )
[特別仕立] … ( 当初 昭和50年頃 製作 )
材 : 日本材(樅) … 虫害に強い。 書:夢(P.H8.0611) … 行書体
一枚板 … 約 850 × 440 × 18 mm
No.6461 表 No.6462 表 No.6464 裏 No.6465 裏
[ 手づくり製作 ] … ◎本物の材料 ◎本式のつくり … 何でも聞いてみて下さい